昭和レトロな写真館
アルバムに「お花見にて」とメモ書きが添えられていた、5センチ角ほどの小さな写真。撮影された場所は、いまもお花見スポットとして現存している場所と思われます。
玄関先と思しき場所で撮られた一枚。(今回も被写体不明)おすましポーズでばっちり決めていますが……。「はい、笑って笑って~」カメラマンのそんな声が聞こえてきそうです。
はてさて、いったいどうしてこのようなところでの記念撮影になったものなのか…。 あたりは一面、雪に覆われていて寒そうです。
いつの頃に撮られたものか、被写体が誰なのかまったくわかりませんが…。キリリとしたワンコの表情と、頼りなさげな女の子の表情が対照的な一枚です。
昭和レトロなモノクロ写真、被写体は「アサガオ」です。たぶんアサガオ…、いえ絶対アサガオでしょう。
母のアルバムに残された写真の多くは、写真館で撮られたブロマイドっぽいものでした。そんな中に、古い昭和の街中の一コマを見つけました。
「断捨離」とか「終活」という言葉も世の中に浸透した昨今ですが、戦中戦後を体験した世代には、まだまだ「捨てる」というのは「悪」と捉えられているのでしょうか。親を見送ったあと、残された物たちを片付けるのに随分と時を費やしました。